「最近なんだかパワーが落ちた気がする」「異音がする」「中古で手に入れたけど汚れが気になる」……。 そんな時は、オーバーホール(分解清掃)が一番です。今回は、オークションで手に入れた、マキタ TD132Dをバラバラにして、徹底的にリフレッシュさせる手順を詳しく解説します。

1. 準備するもの
分解を始める前に、以下の道具を揃えましょう。
- プラスドライバー(No.2)
- マイナスドライバー(ハウジングを割る際の補助)
- パーツクリーナー(金属部品の脱脂用)
- ハンマー用グリス(または高粘度グリス)
- ウエス(布)
- ピンセット(細かいパーツ用)
2. 分解ステップ:慎重に内部へアクセス
ステップ1:ハウジング(外装)のネジを外す
まず、バッテリーを必ず外してください。その後、本体側面にある8〜9本のネジをすべて外します。

Tips: マキタのネジは場所によって長さが違うことがあるので、外した位置通りに並べておくと安心です。
ステップ2:ハウジングを割る
ネジを外したら、ハウジングをゆっくりと2つに割ります。このとき、内部の配線やスイッチ、LEDライトのパーツがバラバラになりやすいので、慎重に持ち上げましょう。

ステップ3:ハンマーケースとモーターの分離
TD132Dはブラシレスなので、モーター後部にカーボンブラシはありません。前方のハンマーケース(金属部分)とモーターユニットを連結部分から引き抜きます。
3. 清掃とメンテナンスのポイント
メイン:ハンマーケース内のグリスアップ
TD132Dのパワーの源、ハンマーケース内部を確認しましょう。
- 古いグリスの除去: 内部には黒ずんだ古いグリスが溜まっています。パーツクリーナーで一度きれいに洗浄しましょう。
- グリスの塗布: 新しいハンマーグリスを適量塗ります。塗りすぎると回転の抵抗になるので注意。
モーター周辺の粉塵除去
ブラシレスモーターは繊細です。コンプレッサーやエアダスターを使って、冷却ファン周りや基板付近に溜まった木屑・石膏ボードの粉を吹き飛ばします。
注意: 基板部分は非常にデリケートです。パーツクリーナーを直接大量に噴射するのは避けましょう。
ハウジングの洗浄
プラスチックの外装は、マジックリンなどの洗剤と古歯ブラシで丸洗いすると、驚くほど見違えます(完全に乾かしてから組み立ててください)。
4. 組み立てと動作確認
清掃が終わったら、逆の手順で組み立てます。
- 配線の噛み込みに注意: ハウジングを閉じるとき、細い配線を挟んでしまうと断線の原因になります。溝にしっかり収まっているか確認してください。
組み立て後、バッテリーを装着して**「異音がないか」「打撃がスムーズか」「LEDが点灯するか」**をチェックして完了です!
今回は、ネジも少し塗装が剥げてきていたので、ダイソーの黒色の塗料を買ってきて、綿棒で塗って綺麗にしました。

まとめ:メンテナンスで愛着も倍増!
TD132Dは古い機種ですが、基本設計がしっかりしているため、清掃するだけで「カチッ」とした動作が戻ります。自分で手をかけることで、道具への愛着もさらに深まりますよ。
ぜひ週末のDIYメンテナンスに挑戦してみてください!


コメント